(^-^)白米になるまで(^-^)

ダイスケ

2007年10月14日 10:22

昨日我が家の恒例行事になりつつある
農業体験を行いました。

今回は脱穀から精米までをやってもらいました。


まずは前回の体験で手刈りしてもらっていた「イセヒカリ」を使って脱穀。



脱穀は足踏み式千歯扱きを使いました。
実はこの千歯扱き100年前に作られてものですが
まだまだ現役でちゃんと働いてくれてます。



簡単に見えて実は結構大変なんですよね。
足で踏むのも結構力がいります。

子供たちが端っこを踏んで手伝ってくれてました。


脱穀の後は選別。

最初にふるいにかけて、大きいごみを取り除きます。



それから唐蓑(とうみ)を使って、籾だけを選別します。

子供たちは興味津々です
教科書にも写真載ってるぐらいですからねぇ。


ほんとはこの後籾摺り、精米したお米を飯盒で炊いて食べる予定だったんですが
結構作業に時間を取ってしまったので
食事の後に精米だけみんなでやりました


精米は小さな小瓶に玄米を入れて棒でつつくというやり方。
これがなかなか大変です。
昔の人はずっとこれをやってたんかなと思うと
白米を「銀シャリ」って呼ぶのも納得です


食後にみんなで話をしながら、ずっとついてたんですが
なかなか白米にはならないですね。


でも途中のお米をちょっと食べてみると
玄米よりもぜんぜん甘いです!!
米ぬかも甘いし、やっぱり有機無農薬っていいねぇって改めて実感です


結局白米までにはいたらなかったので(だいぶ白っぽくなったのもありましたが)
持って帰ってもらうことにしました。



今は稲刈りと選別はコンバイン、乾燥機で乾燥させて
籾摺り機で籾摺りして、精米機で精米。
ほとんど人の手はかからないですが
昔は今よりはるかに大変やったんですねぇ・・・。


米粒一つ残しちゃいかんっていうのが身にしみてわかります。


お米は一粒の越さず大切に食べましょう!!


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