2006年11月02日

身土不二

最近奥さんに読ませるようになって、また読み直し始めた本がある。

『食卓の向こう側』(西日本新聞社)

僕が食の方へ興味が向き始めるきっかけになった本のうちの一つ。

そのなかに「身土不二」という言葉が出てくる。

体と土は同じものだと意味だが、今は人も土も同じようにバランスが崩れているという。

すでに野菜などは30年前と比べると、ビタミン、ミネラルの減少が目立つ。

土が明らかに違うせいだろう。

やはり人も自然の流れに逆らうべきではないと思う。

今や「旬」という言葉がなくなるほど、いつでもスーパーに並ぶ野菜だが、そこまでして食べる必要あるのだろうか??

僕がいろんな国を旅してきて思うことは、日本ほど食生活が豊かな、まさに食文化といえる国はあまり多くない。

そんな恵まれた環境に育ち、豊かな文化があるのに、日本人の野菜摂取量は年々減少しているという…。

いつでも野菜がたべれる状況にも関わらずだ…。

僕はこの状況がおかしいと思っている人たちと、直接つながりたいと思っている。

農家と消費者が直接つながるメリットは、お互いにとても大きいはずだと思うのだが。


/
あなたのワンクリックがひとりのブロガーを救いますo(^▽^)o




百笑倶楽部
同じカテゴリー(農業のこと)の記事画像
接ぎ木進行中
今年も始まりました
快晴!!
※来て見てん、山づとの道※
※ぶどう狩り※
※草刈りの成果※
同じカテゴリー(農業のこと)の記事
 接ぎ木進行中 (2010-05-02 09:17)
 今年も始まりました (2010-04-26 09:15)
 快晴!! (2010-04-08 08:17)
 ※来て見てん、山づとの道※ (2009-11-03 11:05)
 ※ぶどう狩り※ (2009-09-26 13:44)
 ※草刈りの成果※ (2009-09-26 11:48)

Posted by ダイスケ at 00:30│Comments(5)農業のこと
この記事へのコメント
連載ものが本になったんだ?

佐藤さん達がやっているんだよね?
Posted by お富さん at 2006年11月02日 07:34
豊かな環境があるがゆえ、
ありがたさが失われていっているのでしょう。

「食卓の向こう側」は、わかりやすく、
いろんな角度から「食の大切さ・危機感」を綴ってあるので、私も好きです。

個人的には、生産者の声を聞く機会がないので、こんなふうにブログで想いを知ることができることを、とても嬉しく思っています。
Posted by mini-mini at 2006年11月02日 08:28
お富さん、西日本新聞で連載してた(してる?)んですよね。
うちは読売なんで、本で知ったのと、佐藤氏の講演会を聞いてからですね。

mini‐miniさん、やっぱり消費者は生産者の声が聞きたいですよね(^-^)
僕も消費者の方々の声がたくさん聞きたいので、いろんな人に僕のブログ紹介して下さいね(b^-゜)

消費者が生産者を育て、生産者が消費者を育てるような関係を作りたいですね。
僕は育ててもらうばかりですが…(^^ゞ
Posted by ダイ at 2006年11月02日 09:13
 私も「食卓の向こう側」がきっかけで食に興味をもち始めた一人です。
 以前佐藤さんの講演にもいってきました。
現状の食について知ってもらいたい。どうにかして変えていきたい。そんな想いだけが先回りして何もできていない私がもどかしいです。今日も農業ITがんばりましょう!!
Posted by 食育ままま at 2006年11月02日 12:00
食育まままさんはしっかり活動されてるじゃないですか。
アレルギーの子のために献立考えたりされてるし。
たぶん子供は他の子のよりも何倍もいい食育受けてるってことですから。

今日も講習会頑張りましょうo(^-^)o
Posted by ダイ at 2006年11月02日 13:35
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。